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【生物多様性回復WS 氷見市十二町】
前回は、除草剤が撒かれた公園内の弱った柳の樹勢回復。
落ち葉や藁をすき込み、しがらをつくった柳の先には、青々とした新しい枝が顔出していました🌱
今回は水源地の整備。
前回、柳の樹勢回復WSが行われた十二町潟水郷公園を見下ろす山々には、
公園に流れ込む水の水源がいくつもあります。
そのひとつ、神社横の手つかずの水源地へ。
長年、泥や草木で塞がれ、ゴミも捨てられていた窪地は、竹や笹、ミズソバがボーボー。
泥は沼のように積もっていました。
泥はもともと岩が砕けたもの。粒子の大きさで呼び方が変わります。詰まると水は潜ってしまい、上から水が来ると「ゴボッ」と落ちる。さらに粒子の細かい灰色の泥(グライ)は、マンガンや鉄分を含み、水の流れをますます悪くします。
1日目。竹笹や繁茂した植物を丁寧に除去。
山際のあちこちから水が浸み出し、耳をすますといろんな方向から水音が。
泥を掘り、リレーで搬出。搬出した泥は、落ち葉や藁を混ぜて堆肥化します。
山際から水が谷筋を作って「ゆっくり」流れるのが理想。
水源地が再生すると潟湖やさまざまなところに水が入り、
やがて富山湾へとつながります。田んぼにも!
外の用水路につながる水道を整えると、
山からの水が集まり、太いラインができはじめました。
沢には石を積み、石の高さで流れを複雑に。泥を落とさないようにグリ石をしっかりと積み、
ヤゴの棲家となる泥は取りすぎないようにします。
栄養過多でママコノシリヌグイが
繁茂していた場所も整理。
2日目、山の中の枯れ竹整理も開始。
水が湧く大木の周りの古竹から切り、
5年以上経った竹は筍を出さないので優先的に除去。
藪をかき分け、切った竹をリレーで運び、
竹幹と葉先に分けます。この一手間が大事。
団粒構造がある場所は崩れないが、
落ちてきた泥が溜まるところは足を取られる。
(2日目、長靴が埋まるくらいずっぽりハマりました💧)
今回やったことは「潜った水を表に出す」こと。
自分たちの築いてきたことを、いつしか自分たちの手で…
水道が通った途端、残念ながらゴミを捨てられてしまうこともあるけれど、
だからこそ業者に任せきりにせず、みんなで自分たちの手で整えることに意味があります🤲🏻
作業後、山際のあちこちから水が浸み出しはじめ、
気づけばみんなで太いラインを作っていました✨
なぜ、こうゆうことが必要なのか。ひとつひとつ理解し
やった後はみんなして泥だらけで、清々しかったです!
この水は、田んぼにもいく
大事な水源のひとつでもあります。
終了後、久々の大雨。荒々しく広がった水道の中に、
透明な流れが複雑に蛇行しながらゆっくりと進んでいる様子。
生物多様性の視点から全体でみる環境整備として、
南砺市でも坂田さんを講師にぜひ取り組もうと試みています🌳